最強の健康法!?サウナがもたらす7つの効果を教えます!

健康法

みなさんはサウナが優れた健康法であることをご存じですか?
「あんな熱い場所に居て健康になれるわけないじゃん!」と思う方もいることでしょう。
しかし、サウナには体のトラブルを解消してくれるような効果が多くあるのです。
またサウナの効果は利用するサウナによって異なってくれるので、今回はサウナの効果だけでなくサウナの種類についても解説します。
サウナの効果について興味のある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

サウナの魅力

現代で巻き起こっている空前のサウナブーム、なぜここまでサウナが人気になっているのか気になりますよね。
サウナの効果を解説する前に、まずはサウナの魅力について解説していきたいと思います。
「高温の部屋に入って何が楽しいの?」と思っている方もいるかもしれませんが、サウナにはサウナでしか得られない魅力があるのです。

脳を休ませる

脳

サウナの1つ目の魅力として脳を休ませることができる点が挙げられます。
サウナ室内ではスマホやパソコンなどを持ち込むことができないため、これらの情報から完全に遮断された環境となります。
日常生活では仕事や学校で脳をフル活動させ、休憩中もSNSやゲームで脳を使う、そんな環境はみなさんが思っている以上に脳を酷使しているのです。
一度みなさんの日常生活を振り返ってみて頂きたいのですが、脳を休ませている時間はありますか?
「もしかしたら寝ている時以外は脳を使っているかも?」と思い当たる方もいることでしょう。
もし思い当たる節がある方は、サウナを利用して脳を休ませてみてはどうでしょうか。

血流が良くなる

サウナはお風呂と違い水圧がかからず体温が上がるため、血管が広がり血流が良くなります。
血流が良くなると全身の細胞の代謝に必要な栄養素や酸素が行き渡り細胞が活発化するため、心身共に健康状態となります。
さまざまな病気は血流の流れが悪いことにより発症するといっても過言でもないくらい血流の流れは重要です。
実際に血流が良くなることで得られる、心身に及ぼす効果は後述で解説します。

整うことによる気持ちよさ

ととのう男性

サウナの魅力には脳を休ませる、血流を良くするといった健康的な側面もありますが、単純に気持ちよいという魅力もあります。
サウナを利用する際にはサウナ、水風呂、外気浴までをセットで行うことがほとんどですが、外気浴時に訪れる気持ちよさ、いわゆる「整う」状態を味わいたいが故にサウナを利用する方も多いです。
整っている状態はマラソンのランナーズハイの状態に似ているとも言われています。
日常生活ではなかなか味わえない感覚がサウナでは味わえるので、興味がある方はぜひサウナを利用してみてください。
一度「整う」感覚を味わってしまうと、きっとサウナの魅力に取り込まれてしまうこと間違いなしです。

サウナがもたらす7つの効果

7つ

脳を休ませることができる、血流が良くなる、整うことで得られう気持ちよさなど多くの魅力があるサウナですが、実際にどれほど効果があるのか気になりますよね。
サウナの本場であるフィンランドでは「もし、サウナ、酒、タールさえも効かなかったらその時は墓場あるのみ」というサウナにまつわる名言があります。
この名言は病を治すためには医者や薬などに頼らずサウナを使え、ということを揶揄した名言です。
それだけフィンランドではサウナは健康的に良い影響を与えるという認識があります。
それでは実際にサウナがもたらす7つの効果をみてきましょう。

リラックス効果

サウナに入ると体の内側から温まり、筋肉の強張りが溶けて体がリラックス状態となります。
またサウナではスマホやパソコンからの情報が遮断され、高温の室内に長く居続けるため、他のことを考える余裕もなくなります。
この状態はサウナに集中している状態でもあり、悩みや考え事を一時的に忘れられるため、よりリラックスしやすい状態となるのです。

疲労回復

サウナにはスポーツや労働後の肉体的な疲労を回復する効果があります。
なぜサウナに入ると疲労回復するのか、その理由はサウナに入ると血流が高まり体全体に酸素と栄養が行き渡るためです。
肉体的な疲労を回復するためには損傷した筋肉を修復する必要がありますが、修復するためには酸素と栄養が必要不可欠です。
サウナに入ると血流が通常時の約2倍高まるので、それだけ体に行き渡る酸素と栄養の量も増えていき、通常時よりも早く疲労回復できます。
またサウナは肉体的な疲労回復以外にも精神的な疲労回復効果もあります。
精神的に疲れた、考え事や悩み事ばかりで不安な方は、高温のサウナよりも比較的にぬるめのサウナを利用するとよいでしょう。
ぬるめのサウナでじんわりと汗をかき、少し長めの時間滞在することでゆったりと心を落ち着かせることができます。

肩こり・腰痛の解消

肩こりや腰痛は筋肉が硬くこわばることで血行不良となり、乳酸がたまることでことで引き起こされます。
サウナの温熱効果により、凝り固まった筋肉がやわらぎ血流が高まるので、肩こりや腰痛の解消効果も期待できます。
また肉体を疲労させる原因となる乳酸も、汗とともにサウナで排出できる点も肩こりや腰痛の解消につながっているのです。
運動不足の方や同じ姿勢で仕事をしている方は特に肩こりや腰痛になりやすいので、お困りの方はサウナで疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

肌トラブルの解消

サウナでは大量の汗をかくため、汗とととも皮膚にたまっている余分な脂や老廃物、メラニンなども排出できニキビの予防につながります。
サウナでかく発汗は古い角質を落として新しい細胞ができることを促す効果もあるため、肌のターンオーバを整えることができ、肌荒れを防ぐ効果もあります。
また血流が高まることで、体全体に酸素と栄養が行き渡るのでお肌を健康的な状態に保つことも可能です。
さらにサウナ後の火照った肌を水風呂で冷やすことにより、お肌の引き締め効果も期待できます。
ただし、汗には脂や老廃物なども含まれているため、汗を流さずそのまま放置してしまうと肌トラブルの原因となってしまいます。
新たな肌トラブルを引き起こさないために、サウナ後は必ず汗を流すようにしましょう。

快眠効果

睡眠中の男性

サウナの本場であるフィンランドでは「サウナに入れば睡眠薬は必要ない」とも言われています。
サウナでは大量の汗をかくため運動後のような疲労感が得られ、適度な疲労感は快眠効果にもつながります。
日本サウナ学会の代表理事である加藤医師が行った「サウナに入った日と入らなかった日の深い睡眠の割合」の調査結果では、サウナに入った日の方が入らなかった日と比較して約2倍もの時間、深い睡眠に入れたそうです。
参考記事:「サウナ」のいちばんの効果とは?
なかなか寝付けない、睡眠が浅いといった悩みを抱えてる方は、一度サウナを利用してみてはいかがでしょうか?

免疫力向上

サウナに入ると体の細胞が熱によりダメージを受けてしまいますが、そのダメージを修復しようとする働きが活発になりヒートショックプロテイン(HSP)というタンパク質が生成されます。
ヒートショックプロテインは細胞の再生を活性化し、免疫力を高める効果もあるといわれています。
実際にウィーン大学が行った研究結果によると、週に2回サウナに入ったグループと入らなかったグループでは、サウナに入ったグループの方が約50%も風邪にかかる率が低かったそうです。
参考記事:【サウナの科学】サウナに入る人は免疫力がアップし風邪をひきにくくなる!

ダイエット効果

サウナで体温を上げると甲状腺ホルモンが活発になり代謝が上がります。
代謝が落ちた体は痩せにくく、食事制限や運動を行ってみても効果が出にくいです。
しかし、代謝を上がることで脂肪燃焼しやすい体となり、さらには消費カロリーも増えるためダイエット効果も期待できます。
またサウナで大量の汗をかくと、体内の余分な水分や塩分も排出できるため、むくみの解消にもつながります。

サウナの種類別の効果

サウナの種類

サウナにはドライサウナやミストサウナ、塩サウナなどの種類があり、それぞれのサウナごとに効果も変わってきます。
また、サウナによって室内の温度もばらばらなので、自分が一番利用しやすい温度のサウナに入ることでよりサウナを楽しめます。
これから解説するサウナごとの特徴を理解して、自分にあったサウナを見つけてみましょう。

ドライサウナ

ドライサウナはみなさんがよく目にする一般的なサウナであり、サウナの本場であるフィンランド発祥のサウナです。
ドライサウナの室内はおおよそ80~100℃以上に設定されており、比較的な高温な環境といえます。
高温の環境では体の血流が良くなるので、スポーツ後や労働後などの肉体的な疲労を回復したい人にドライサウナはおすすめです。

ミストサウナ

室内は約40℃の低温で湿度が高く肌になじみやすいのがミストサウナです。
ドライサウナは湿度が低く高温なので体への負担も大きいですが、ミストサウナは体への負担が小さく気持ちよく汗をかける点が特徴です。
ミストサウナによっては蒸気にアロマなどを含めてリラクゼーション効果を高めているものもあります。
また室内の湿度が高いため肌の水分量が失われにくく、ミストサウナ後は肌のツヤが良くなるといった傾向もあります。
体力に自信がない、気持ちを落ち着けたい、そんな方はぜひミストサウナを利用してみてはいかがでしょうか。

塩サウナ

塩サウナは全身に塩を塗って入るサウナのことです。
室内はドライサウナほど高温ではありませんが、驚くほどに汗をかきます。
通常のサウナでも汗をかくため肌の老廃物などを排出できますが、塩サウナでは汗によって塩が溶けるための毛穴の洗浄や美肌の効果が得られます。
さらに塩サウナを続けることで自律神経が整い、塩にも殺菌作用があるため、風邪を引きにくくなるといった効果も期待できるのです。

遠赤外線サウナ

遠赤外線サウナは遠赤外線ランプを使って体を温めるサウナです。
遠赤外線サウナの温度は約60℃ほどであり、空気ではなく遠赤外線を利用して直接体を温めるため、体の芯から温まりやすいといった特徴がありデトックス効果も期待されています。
デトックス効果以外にも、体の芯から温まるため、冷え性の改善やむくみの解消、毒素を排出による美肌効果などさまざまな効果があります。
レディー・ガガやセレーナ・ゴメスなどの有名人も利用している遠赤外線サウナ、特に美容に気を遣いたい方は一度利用してみてはどうでしょうか。

サウナの効果を高めるための3つのポイント

3つのポイント

サウナには多くの効果がありますが、これらの効果を高めるためには以下で解説するポイントに注目してサウナを利用する必要があります。
せっかくサウナを利用するのであれば、気持ちよくなるだけでなく、思う存分サウナの効果を受けたいですよね。
特にサウナの経験が少ない方はぜひ以下のポイントを守ってサウナを利用してみてください。

サウナに入る前に湯船で体を温める

サウナに入る前に湯船で体を温めておくことにより、サウナに入った時に体が温まりやすくなります。
サウナでは体の芯まで温めることにより健康的効果を期待できますが、体が温める前にサウナから出てしまうと効果が半減してしまいます。
また体が冷えた状態で高温のサウナ室に入ると体への負担を大きくなってしまうので、サウナに入る前には湯船で体を温めおきましょう。

サウナの温度を使い分ける

サウナを利用する方の中には高温の場所が苦手な方もいるかと思います。
無理に高温の場所に居続けることはかえって体に悪影響です。
そのため、温度が高くてしんどいなと感じたら利用するサウナを使い分けることをおすすめします。
サウナにはドライサウナ以外にも、低温のミストサウナや直接体を温める遠赤外線サウナなどがあります。
自分に適した温度のサウナを見つけて無理せずサウナを楽しめることが一番なので、サウナの温度に困ったらぜひ他のサウナにも挑戦してみましょう。

まとめ:サウナは優れた健康法

健康な男性

サウナにはリラックス効果や疲労回復、肩こり・腰痛改善、快眠効果などさまざまな効果が期待できます。
もちろん健康的な側面が強いサウナですが、シンプルに気持ちがよいといった理由で利用する方も多いです。
サウナにも様々な種類があるので、高温の環境が苦手といった方でもサウナを楽しむことができます。
「仕事ばかりが疲れが取れない」「夜なかなか寝付けない」などの悩みを抱えている方や「サウナの気持ちよさを味わたい」方は、ぜひ一度サウナを利用してみてはいかがでしょうか?